英語学習においてアウトプットすることは非常に重要です。
しかし自分で英文を組み立てて発音しても、正しい発音なのかわからないまま繰り返していては発音はなかなか上達しません。
そのような場合には、正しい発音の見本が必要なのです。
そして、見本と一緒に発音する(シャドーイング)ことで飛躍的にスピーキング力が上がります。
今回はiPhone(iPad)を利用している方であれば、誰でも手軽にシャドーイングができる方法をご紹介していきます。
英語の勉強にシャドーイングが良いって聞くけど、どうやってやるのが良いのかな。。
iPhoneなら簡単にシャドーイングができる方法があるで!
iPhoneのメモアプリでシャドーイング
音源の後で1~2語遅れて、影(shadow)の様に音源通りに声に出して追いかけていく発音練習方法です。
iPhoneには『音声読み上げ機能』があり、それを利用してシャドーイングを行います。
ネイティブスピーカーの音声で読み上げてくれるので、英語読み上げアプリやサイトを利用する必要はありません。
標準のメモアプリ1つでできるので、簡単にシャドーイングを始めることができます。
iPhoneのメモアプリを使ったシャドーイングの方法は、下記の流れで行なっていきます。
iPhoneの音声読み上げ機能を設定
音声読み上げ機能はデフォルトではオフになっているので、最初だけ設定が必要になります。
- 設定>アクセシビリティ>読み上げコンテンツ
- 『選択項目の読み上げ』をオンにする
- 声>英語>好みの音声を選択
- 『読み上げ速度』を好みの速度に設定
これで、英語で読み上げ機能を利用できるようになりました。
英語音声はアメリカやイギリスなど、地域別・声別に選べるので好みの音声が選択できます。
聞き取りやすい音声を選ぶのが一番ですが、地域でアクセントが変わってくるので注意して選んでください。
また、ネイティブスピーカーの聞き取りがまだ苦手な方は、読み上げ速度を遅くして正確にリスニングできるようにしましょう。
メモアプリの言語設定を英語にする
読み上げ機能は利用できるようになりましたが、このままではカタコト英語で読み上げされてしまいます。
そこでメモアプリ側の言語設定も変更してみましょう。
優先する言語の設定を、日本語から英語に変更してみてください。
英文を入力して読み上げる
メモに入力した英文を選択すると、『Spesk』という項目が表示されるようになります。
『Spesk』をタップして実際に入力した英文を、iPhoneに読み上げてもらいましょう。
メモアプリの言語設定が英語になっているので、機能メニューなどの表記も英語になります
発音トレーニングをする
読み上げ機能でシャドーイングをして、発音に自信がついてきたら音声入力機能を利用し、正しい発音ができているか確認してみましょう。
音声入力で元の英文を入力することができれば、正しい発音ができている証拠です。
元の英文がちゃんと入力できるようになるまで、繰り返し発音トレーニングをしてみましょう。
iPhoneなら英文読み上げアプリは不要
専用アプリやサイトを利用せずに、iPhoneのメモでネイティブスピーカーのリスニングができる方法をご紹介しました。
全てiPhoneの標準メモアプリで完結できるので、英語学習に時間が取れない人やあまりお金をかけたくない人にぴったりの学習方法です。
手間をかけずにシャドーイングができるので、いつでも英会話力を身につけることができますよね。
独学でお金や時間をかけずに英語を学びたい人はぜひ試してみてください。