少額で不動産投資するメリットって何ですかね?
1万円から始められる少額の不動産投資もあるんやで
元不動産投資コンサルタントが、少額で始める不動産投資について詳しく解説していきます。
多額のローンを組んでマンションなどを購入するより、少額の不動産投資の方がメリットは多いです。
少額で不動産投資をする方法
不動産に少額から投資する方法はREITなどの投資証券や、クラウドファンディング、小口化された投資商品などがあります。
これらの不動産投資商品の特徴は「投資物件を複数の人と共同で購入して資産運用すること」です。
REITは1万円など本当に少額から始められます。
まずは投資に回せる余剰資金を確保
基本的に少額の不動産投資とはいっても、10万円以上のまとまった投資金があることが理想です。
10万円以下でも投資はできますが、利益も少なくなるので投資しているという実感がわかないと思います。
まだ投資資金として10万円もない場合には、貯金を頑張るか「オンラインでお金を稼ぐ方法」の記事を参考にして投資金を増やしてください。
10万円以上の自由に使えるお金があれば、今すぐに不動産投資を始められます。
銀行に預けるより投資に回すべき
不動産投資をした方が、銀行に預けておくよりもお得になります。
ほとんどの銀行では100万円を1年間定期で預けていても、100円程度の利子しか貰えません。
投資に対するリターンと考えると最悪ですよね。
それが不動産投資だと、8%の利回りで100万円を1年間運用すると8万円の利益になります。
銀行に預けておくより「800倍」の利子がもらえるのは、良い投資であると言えるでしょう。
少額で不動産投資するデメリット
- 自分で管理する楽しみがなくなる
- 自己資金だけでしか投資できない
- 良い商品はすぐ売れてしまう
上記が少額で不動産投資するときのデメリットです。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
自分で管理する楽しみがなくなる
私が不動産投資のコンサルタントをしていたときに、「物件を購入して自分で管理するのが楽しみ」という人をたくさん見てきました。
少額で始められる不動産投資では複数の人と共同で物件を所有するので、管理は管理会社に全て任せるのが基本になります。
壁紙を自分の好みに変えたり自分でリフォームしたいという方よりは、本業に集中しながら手間をできるだけ省いて不動産投資をしたい方向けです。
自己資金だけでしか投資できない
通常の不動産投資では銀行からお金を借り入れて物件を購入することで、自己資金が1,000万円の人でも8,000万円の物件に投資できたりします。
お金を借り入れ自己資金以上の金額で投資をすることになるので、利益は大きくなりますが、損をしたときには自己資金の何倍ものお金を失うことになります。
少額の不動産投資では銀行から借り入れができないので、自己資金のみで投資を行うことになります。
万が一のことがあっても、投資した金額以上に損することはないので精神的には安心できますよね。
良い商品はすぐ売れてしまう
少額の不動産投資はメリットも多く人気があるため、高利回りや条件の良い商品が出回るとすぐに売れてしまいます。
とはいえ少額の不動産投資もたくさん出ているので、気になる商品があればすぐにチェックしてみてください。
少額で不動産投資するメリット
- 手間のかかる管理がいらない
- 金融機関からお金を借りる必要がない
- 安定した利回りで資産運用しやすい
- 素人では買えない物件に投資できる
- プロが運用してくれる
上記が少額で不動産投資するときのメリットです。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
手間のかかる管理がいらない
自分で物件を所有していると自分で物件の管理をするか、信頼できる管理会社を探して管理を任せることになります。
共有部分の清掃から、入退去の際の立会いなどの手続きはもちろん、地震や台風があった際の被害の確認、家賃がしっかり振り込まれているかなどの確認が必要です。
また固定資産税や都市計画税などの各種税金、光熱費の支払いなど多数の手続きをする必要があります。
少額でできる不動産投資の場合は、投資商品を販売する会社が経営している管理会社か、提携している管理会社が物件を管理することになります。
投資家は管理に手間をかけたり、家賃が振り込まれていないなどの心配をする必要がありません。
投資家は本業に集中しながら、利益の受取日に振り込まれているかを確認するだけです。
金融機関からお金を借りる必要がない
少額の1万円からでも投資ができるので、銀行などの金融機関からお金を借りる必要がありません。
100万円を投資して、仮に失敗したとしても100万円の範囲内での損害です。
不動産の価値が完全にゼロになることは考えにくいので、100万円が全部なくなることはまず無いと思って大丈夫です。
もし金融機関からお金を借りて投資していたら、数千万円、数億の借金を背負う可能性もあります。
借金をしていない状態の方が、精神的な安定が得られ本業や他の副業にも集中できるはずです。
借入が不要なので、投資資金さえあればいつでも始められるのが少額の不動産投資のメリットですね。
安定した利回りで資産運用しやすい
いくつかの物件を複数人で所有するので、自動的に分散投資ができていることになります。
「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の格言があるように、資産は分散して持つほど安全になります。
たとえば、ワンルームマンションの一部屋のみに投資していて、その物件に入居者が決まらなかったり、災害で入居できる状況じゃなくなった場合は収益がゼロになってしまいます。
いくつかの物件を所有していれば、一部屋に入居者が決まらなくても収益にはほとんど影響がありません。
分散投資は多ければ多いほど、一つ一つの影響が少なくなります。
安定した利回りで、将来いくら貰えるのかが分かるのもメリットの一つです。
素人では買えない物件に投資できる
東京23区の人気エリアにある駅チカ物件は、安定した賃貸需要があり地価の上昇が見込めるため、世界中にいる投資家が購入しようと注目しています。
収益も安定していて今後の値上がりを見込めるような好条件の物件は、個人では手が出せないような価格になります。
しかし、少額の不動産投資では複数の投資家を集めて購入するので、一人一人の投資額が少なくても条件の良い高額な物件が購入できるようになります。
プロが運用してくれる
不動産投資の情報は、まず不動産会社に入ってきてから個人のお客様へと流れていきます。
もし、本当に条件の良い不動産情報が入ったら不動産会社が買い取ってしまうので、個人が不動産投資で成功するには不動産会社よりも早く情報を仕入れなければいけません。
情報をできるだけ早くもらってから、行動するまでのスピードが重要になります。
少額投資ではいくつかの物件の中から、素人よりも良い情報を持っている不動産のプロが選んだ物件に投資することになるため、個人で不動産投資をするより良い条件の不動産を購入できます。
少額の不動産投資商品を販売している会社も、投資家たちに利益が出ないことには商売が続きません。
できるだけ良い条件の物件を見つけてきてくれるので、少額不動産投資を販売している会社と投資家は『WINーWINの関係』になっていると言えるでしょう。
少額不動産投資の具体的な方法
冒頭でも紹介しましたが、少額での不動産投資は大きく分けてREITやクラウドファンディング型になります。
私自身も両方に投資しているのですが、特にどちらがおすすめということはありません。
個人的にはREITは不動産投資というよりも株取引に近い感覚で、クラウドファンディング型の方が不動産投資をやっている実感が持てます。
不動産投資は思い立ったが吉日
不動産投資に限らず、投資にベストなタイミングというものは誰にも分かりません。
ベストなタイミングを待っていると、一番良い商品を逃してしまうこともあります。
ベストなタイミングで商品を狙うのはまず不可能なので、今ある商品のなかで一番条件が良いものに投資をすることをお勧めします。
完璧な条件の物件を待ちつづけて情報を集めていて、永遠に一歩を踏み出さずにいる人を何人も見てきました。
その人たちが見送ってきた物件を購入して、不動産収益を得ている人もまた見てきているのです。
行動しないと時間が過ぎていくだけで何も変わりません。
たとえば『不動産投資型クラウドファンディング』で資産を運用すると、銀行の定期より800倍〜1000倍の利回りに銀行になります。
ただ銀行に預けておくよりよりも、不動産投資して放置しておいた方がお得な選択になるのではないでしょうか。