【株の仕組み】そもそも株って何?株の仕組みを分かりやすく解説していきます!

「そもそも株って何?どういう仕組み?」

株を始めてみようと思っている方や、始めてみたけど、そもそも株って何と思っている方向けの記事です。

株の仕組み、株を買うメリット、株が何故できたのかを分かりやすく解説していきます私の投資歴は10年以上で、一応証券外務員1種の資格を持っています。

投資を始めたばかりの頃、株とはどういうものなのか本質を理解せずにトレードしていました。株とは何かを理解する事で投資の楽しさも増えるので、分かりやすく解説していきます!

目次

株って何?株の仕組みを解説します

株とは企業が事業を存続・拡大を行うための資金調達方法の一つ。

企業は株券を発行して株券と引き換えに、たくさんの投資家からお金を出資してもらいます。

その企業に出資して株券を持っている人の事を株主と言います。

株主は企業に投資をしていて、社長や従業員はお金を出してくれている株主の利益を最大限にするものと考えられています。

株を買うメリット

株券を発行する事で企業はお金を得る事ができますが、株主は何の為に企業にお金を出資するのか解説していきます。

株主になるという事は会社の経営に参加する権利を得ることができます。

あなたのお金を企業が運用していくので、あなたのお金の使われ方に不満や意見があれば伝える事ができます。

また、会社は株主のお金で利益を追求しながら事業を展開・運営していきます。株主の出資があってこそ利益が出せるので、利益が出た際には配当などとして株主に還元されます。

少し難しい話になりますが、配当ではなく自社株買いって株券の価値を上げて株主に利益を還元する方法などもあります。

他にも自分の持っている株券の価値が上がれば、値上がり益(キャピタルゲイン)を得ることも可能です。業績の良い企業の株はみんなが欲しがりますので、欲しい人が増えると株券の価格(株価)も上がることになります。

株券はいつでも他の人に売却可能なので、価値が上がったら売却して利益を得る事ができます。

株式という仕組みは何故できたのか

株式について

世界で初めて発行された株式

世界で一番最初に株式が発行されたのは、1553年のイギリスでした。

発行された目的はロシアとの貿易をするための資金調達だったと言われています。

世界に広まった株式という仕組み

世界に株式という資金調達方法を広めたのは1602年にオランダに設立された「東インド会社」です。

当時は大航海時代と呼ばれていて、ヨーロッパから新たな土地や香辛料を求め複数の船が航海に出ている時代です。アジアからヨーロッパへ香辛料を持ち帰る事ができれば膨大な利益を稼ぐ事がでるので、たくさんの船が航海に出ていました。

しかし、多額の費用を掛けた船で公開に出ても、海賊に襲われたり、遭難なども頻発していました。無事に戻ってこれる船は一部だったと言われています。

自分の大金を掛けて作った船が沈んでしまえば、利益はゼロになってしまいます。そこで、みんなでお金を出し合って複数の船を作る株式会社を作りました。

戻ってこれた船の利益をその会社の株主で分けるので、リスクを分散する事が可能になりました。これが世界に株式というのが広まるキッカケとなります。

✔︎まとめ

・株式とは企業の資金調達方法の一つ

・株券と引き換えに資金を出資してもらう

・株券を持っていると企業の経営に参加する事ができる

・1553年に世界で初めて株式が発行された

・「東インド会社」から世界へ株式という仕組みが広がった

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