
アメリカに1年間くらい留学したいんだけど、どれくらい費用がかかるんだろう。節約できるならありがたいんですが。。

そう考えてる人向けに1年間のアメリカ留学の費用と、安く留学するための節約術を紹介するで
この記事を読むとお得にアメリカ留学する方法がわかるため、浮いたお金を現地での生活費に当てたり貯金することもできます。
アメリカ留学にかかる費用相場
早速ですが1年間のアメリカ留学にかかる費用は、おおよそ230万円~400万円です。
230万円〜400万円には航空券代や生活費、授業料、家賃などを全て入れた1年間の留学でかかる費用が全て含まれています。費用の詳しい内訳はあとで紹介していきます。
他の国の留学費用との比較
アメリカの1年間にかかる留学費用を他の国と比べると、ヨーロッパ留学より安く、フィリピン留学より高い費用で、カナダ留学とアメリカ留学は同じ価格帯です。
留学費用のほとんどは語学学校の授業料になっており、ここを節約できると大幅に安く留学に行けることになります。
株式会社リアブロードの『スマ留』というサービスでは、語学学校の空き時間を利用して一般的な留学費用の半額で留学することができます。
留学費用の内訳について
留学費用が分かったところで、留学費用の内訳を見ていきます。
実際に私がアメリカに留学した際にかかった費用や、周りの留学している人たちに取材してまとめたものなので、参考になるのではないかと思います。
とはいえ、パスポートの申請料など人によっては不要な費用もあるので、あくまで参考例としてご活用ください。
留学費用の参考例
航空券代(往復) | 10万円〜20万円 |
海外留学保険料 | 20万円〜35万円 |
ビザ申請料 | 3万円~ |
パスポート申請料 | 1万7千円 |
学費(入学金含む) | 150万円~200万円 |
空港送迎 | 1万円〜1万5千円 |
家賃 | 5万円~20万円/月 |
生活費 | 3万円~10万円/月 |
携帯代 | 5千円/月 |
留学エージェントへの仲介手数料 | 0円~20万円 |
留学費用を節約する方法
同じ留学先でも人によって費用が大きく異なることがあります。
同じ条件での留学なら、できるだけ安く留学に行ける方がいいですよね。
必要以上に費用を削りすぎて不便になると本末転倒なので、自分の予算と相談しながらちょうど良い程度に無駄な費用を節約していきましょう。
それでは、ひとつずつ節約する方法を見ていきます。
空港送迎
空港送迎は留学エージェントを通して申し込むと、1万円以上するのが一般的です。
タクシーだと2,000円前後で行ける場所に、1万円以上を支払って行くのはもったいないですよね。
海外でタクシーを利用したことがあり、タクシーに問題なく乗れる方は空港送迎は不要です。
海外でタクシーに乗ったことがない方は、空港まで迎えにきてくれて直接ホームステイ先まで送ってもらえる空港送迎をしてもらう方が安心かもしれません。
一人でタクシーに乗るのは不安だけど、空港送迎は高すぎると感じる場合には、個人で送迎業者を手配するのもありです。
留学エージェントを通して申し込むより半額くらいの費用です。タクシーよりは高くなるかもしれませんが、安心感があります。
外貨両替
アメリカドルは現金を両替して持っていく方法以外にも、クレジットカードのキャッシングを使う方法、プリペイドのクレジットカードを使って現地のATMでアメリカドルを下ろす方法があります。
クレジットカードやプリペイドカードはキャッシングのたびに手数料がかかるので、あまりおすすめはできません。
日本を出国する前に両替して、ある程度の現金は持っていきましょう。
お得な両替方法は下の関連記事で詳しく解説しています。

航空券 LCC
最近ではJALやANAなどの大手航空会社以外にも、格安航空(LCC)がアメリカ全土に就航しており、今までの半額近くの料金で行けることもあります。
格安航空だとスーツケースを2つ預けるのに追加料金がかかることがありますが、航空券が安いので、追加料金を支払っても大手航空会社を利用するよりも安く購入できます。
また、留学エージェントを通して航空券をすると手配料を取られることもあるので、格安航空券は『エアトリ』
や『スカイチケット
』などの航空券比較サイトを使って自分でチケットを取ればお得です。
初めての方だと自分で航空券を手配するのは難しいと思うかもしれませんが、やってみると意外と簡単なので、自分でやってみることをおすすめします。
海外留学保険
語学学校へ入学する際に、海外留学保険に加入することが条件となっていることもあります。
その際には強制的に加入しなければいけませんが、保険に入る必要がなくても、アメリカの治療費は高額になることが多いので、保険には必ず入るようにしておきましょう。
保険期間は1日の短期から1年以上の長期まで、自分の希望にあった期間の保険を選べるので、自分の留学期間に合わせた保険に入ると良いでしょう。
保険料を節約する方法としてはクレジットカードに付帯の保険が充実してる場合、海外留学保険の保障内容を減らして保険料を安くできます。
海外留学保険に初めて入る方は、保険会社大手AIG損保の『AIG損保の留学生用プラン 』がお得でプラン内容が分かりやすいのでおすすめです。
ビザ申請
ビザ申請時にアメリカ政府に支払う手数料は、残念ながら減らすことはできません。
節約できるのは、留学エージェントに支払う代行手数料だけです。
しかし、ビザ申請の手続きは留学において、重要な部分であり手続きも少し複雑です。
お金に余裕があれば、ビザ申請手続きは留学エージェントに任せて、他に節約できるところを徹底したほうが効率が良いと思います。
ネットで検索すれば個人でビザ申請する方法を紹介しているサイトもあるので、時間に余裕があるという人はチャレンジしてみてください。
家賃
滞在する先は、語学学校の寮、ホームステイ、シェアハウス、通常の賃貸物件などがあります。
寮やホームステイは、シェアハウスに比べると少し高くなりますが、食事付きの場合には食費込みの値段として考える必要があります。
語学学校に斡旋してもらうホームステイや寮は手続きも簡単で、何か問題があればホームステイを変えたり、寮の部屋を変えてもらうことも可能です。
住みながら英語の勉強や異文化に触れ合う機会にもなるのでおすすめです。
また、シェアハウスは一番コスパの良い滞在方法です。
値段も安く良い立地に住めたり、家具家電が最初から付いていることがほとんどです。
最初の1ヶ月だけホームステイにしてその間にシェアハウスを探すのもオススメですね。
ホストファミリーやクラスメイトに聞けば、良いシェアハウス情報を教えてもらえます。
また、ネットでもたくさん情報が載っているので、ぜひ確認してみてください。
直接会う前にお金を振り込んで欲しいというシェアハウスのオーナーがいれば、それは詐欺だと思って間違いありません。
直接会って、部屋を見てから契約をするようにしましょう。
賃貸は契約期間の問題や家具を買い揃える必要があるので、1年間以下の留学だとあまり現実的ではないかもしれません。
食費
日本も一緒だとは思いますが、基本的に外食よりも自炊の方が断然安いです。
日本との大きな違いとしてはチップ制度があり、外食は高くなりがちです。
日本の食材を売っているスーパーも多いので、日本食を自炊するのも簡単です。
ホームステイや寮で食事がついている場合には、特別な日だけ外食にした方が食費を節約できます。
ホームステイのご飯は朝と夜だけということころもあるので、事前に確認しておきましょう。
どうしても外食したい場合には、ピザなどのファストフードやフードコートは比較的安く済むのでおすすめです。
ラーメンでも1,000円以上するのが普通で、日本食が食べられる居酒屋などは基本的に高いと思ってもらって良いかと思います。
エージェントの仲介手数料
まず、留学エージェントは留学生からもらう仲介手数料と、紹介した語学学校からもらうバックマージンで成り立っています。
最近では留学生から仲介手数料を取らない留学エージェントが増えてきており、無料でも十分なサービスを受けられます。
仲介手数料を要求してくる留学エージェントを利用する際には、対価に見合うサービスが受けられるか要チェックです。
個人的には仲介手数料を取っている業者は古いく、他にも手数料や授業料の上乗せされる可能性があるので、あまりおすすめはできません。
下の記事では仲介手数料無料の留学エージェントを集めてランキングにした記事なので参考にしてください。
実際に私が使っていた留学エージェントや、私の知り合いが使って評判の良かった留学エージェントだけをまとめています。

アメリカ留学のまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
留学は『人生の中で大きな経験』になるはずです。
この記事で紹介した節約方法を利用して、節約できたお金で現地生活を少し豪華にしたり、貯金して有効活用しましょう。
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